先日、秋風が心地よく吹き流れる中、天候にも恵まれ、T様邸の地鎮祭を行いました。
地鎮祭とは、家を建てる前に神様を鎮め、
その土地を守っている氏神様に
土地を使用する許可を得る意味があり
許可を得ることで祟りを防ぎ、工事の安全や、
完成した家の繁栄を祈ります。
一般的に「大安」「友引」「先勝」といった六曜の吉日の午前中に執り行うことが多いようです。
式の流れの中に、「地鎮の儀」という儀式が
あります。
「地鎮の儀」では「エイ、エイ、エイ」
と掛け声と共に
設計者が「鎌」を施主様が「鍬」を
施工者が「鋤」を入れます。
お施主さんに、思いを込め「鍬」を入れて
もらってます。
流れとしては
「修祓の儀」→「降神の儀」→「献饌」→
「祝詞奏上」→「四方祓」→「地鎮の儀」
→「玉串奉奠」→「撤饌」→「昇神の儀」→「閉式の辞」
→「直会」と神主さんの進行で行われます。
最後に神主様からお施主様へと「お札」と
「鎮物」を頂きました。
この「鎮物」とは、土地の神様に対する貢物の
意味だそうです。
新築住宅の基礎工事の時に家の中心に「鎮物」
を埋めます。
もう一つ頂いた「上棟札」は棟が上がる上棟式の時に、屋根を支える小屋組の中心に設置します。
お施主様から、頂いたあたたかいお言葉に、
身が引き締まる思いになりつつも
お客様と一緒に創り上げていくお家の完成までがとても、楽しみで、嬉しくもあります。
また、進行状況を完成までUPしていきます。